ども、のりまきです。今回はキーワード選定について考えてみたいと思います。
なんかちょっと長くなったみたいです。お時間のあるときにどうぞ。
一般的にキーワード選定では最初のうちは3語や4語のキーワードを使用しましょうと言われます。ブログを作り始めた段階ではブログパワーが弱いからですね。
特に独自ドメインなどで季節ネタを扱う場合は「3か月ほど先の時期にやってくるイベントを扱いましょう」などと言われるくらい初期のブログパワーは弱いです。その後ある程度ブログパワーがついてきた頃に2語のキーワードでも上位表示されるような状況になります。
まぁ、プログパワーがついてきたとはいえ狙うキーワードとしては、3語・4語のキーワードで狙いましょうと言われることが多いですけどね。
今回は、その狙いについて改めて考えてみましょう。
ライバルが少ない方が上位表示させやすいから
とまぁ先に答えを言ってしまいましたが、3語や4語のキーワードを狙う理由としてはライバル少なくなるからだということですね。その分、上位表示させやすくなるし、そうなれば来てくれる訪問者さんも「相対的に」多くなることが期待できる。
という理由が大きいです。
その他には、キーワードの語数が増えることで検索者の意図が明確になってくる。ということも理由の一つです。
例えば、「北海道 旅行」というキーワードと「北海道 旅行 持ち物」というキーワードでは、どちらが検索者の意図が分かりやすいかというのは一目瞭然です。
当然「北海道 旅行 持ち物」の方ですね。
「北海道 旅行」だけでは目的地を探しているのか、時期を探しているのか、それとも持ち物を探しているのかということは分かりません。ですが、「北海道 旅行 持ち物」では、北海道旅行に行こうとしているが何を持って行けばよいか探している。
ということが分かります。
また、検索者の意図が明確になるということは、それだけターゲットが絞り込まれまるということで、検索ボリューム(検索される数)が少なくなることは予想できます。
これは一見デメリットのように思われますが、ターゲットが絞られたキーワードで書いた記事は検索者がまさに知りたかった情報を提供できている可能性が高いです。商売で言うところの「顧客満足度」が高い記事と言えます。
一方、アクセスは多くても訪問してくれた人が知りたい内容が書かれていなければ、その記事は読んでもらえないでしょう。その結果ブラウザの戻るボタンを押されてしまうわけです。となれば、アドセンス広告のクリックなどは望むべくもありません。
少ない人数とはいえ、書いた記事が訪問者に満足してもらえるのであれば、ブログの滞在時間が増えてブログの評価が高まるということにつながります。ブログの滞在時間が長いということもブログパワーをつける要素になりますから大事なことです。
その上、別の記事を読んでもらえる可能性も出てきます。さらに記事を読み終わった後、そこに気になるアドセンス広告が表示されていたら....
結果は推して知るべしです。
そこで、これからキーワード選定の基本的な流れについて考えてみたいと思います。
まずは2語のキーワードでグーグルグラフが出るかチェック
アドセンス教材を購入された方にとっては今更な感じはしますが、検索ボリュームを調べることは大事です。場合によってはこの部分を飛ばすこともありますが、アクセスを伸ばすにはチェックしておいてよい項目です。
検索ボリュームを調べる方法の一つとして、ここで挙げたグーグルグラフが出るかどうかという判断基準があります。グーグルグラフが出れば検索需要アリとして次のステップに進みます。
グーグルさんが提供してくれているツールの一つにグーグルトレンドというものがあるのですが、グーグルグラフとは、検索したキーワードについて検索傾向に基づいて表示されるグラフの事です。
よく検索されるキーワードでなければグラフは出ないようになっています。
ここではグーグルグラフが出るかどうかで判断しましたが、グーグルのキーワードプランナーというツールで検索ボリュームを調べて判断する方法もあります。
ある程度検索ボリュームがあるキーワードをベースにキーワード選定を進めていきましょうというお話です。
中には、ここでご紹介したツールを使わずに、ヤフーの公式ラーニングポータルで提供されているキーワードを使ったベースキーワード選定方法もあります。
ということで、まずはベースとなるキーワードを決めるということがファーストステップです。
3語・4語キーワードを使う
ベースのキーワードを決めたら次は関連語を取得します。ここら辺はヤフーの虫眼鏡だったり、インフォトップなどで販売されているキーワード取得ツールを使えば簡単に取得することができます。
サクッと取得してしまいましょう。
その後、これらのキーワードの中から物販向けのキーワードを排除します。
物販向けのキーワードというのはモノ(物品)を購入することを前提として検索する際に使用されるキーワードです。
「(商品名) 格安」「(商品名) 最安値」
などといったキーワードがそれに当たります。
で、物販向けキーワードを排除して残ったキーワードについてライバルチェックを行います。
ライバルチェックの基本作業
物販向けのキーワードを排除してアドセンス向けのキーワードが残されたわけですが、これらのキーワードについてライバルチェックを行います。
特に変わったことはしません。一般的に言われているように、検索結果の上位サイトについて、
- キーワードが記事タイトルに含まれているか
- 無料ブログが含まれているか
- 企業サイトが含まれているか
- 内容が特化されたものであるか
これらをチェックします。
3語または4語のキーワードが記事タイトルに含まれているかどうかについては、記事タイトルを地味にチェックしていきましょう。
全部のキーワードが記事タイトルに使われていて、そのような記事がたくさんある場合はライバルとして強いと考える必要があります。
無料ブログが含まれているかに関して、別の記事でも書きましたが無料ブログは長期的には弱いと言われています。そのため独自ドメインでブログを運営する場合に、無料ブログが上位に表示されているならば、後々自分の記事が上位に表示される可能性は高くなるということです。
独自ドメインで運用するブログであれば、上位に無料ブログが表示されているなら狙ってみてもよいキーワードだと言えます。
ただし無料ブログとはいえ、長期的に運営しているものだったり、記事数が鬼のように多いものである場合はライバルとして強力だと言える場合がありますので注意が必要です。
企業サイトが含まれているかということについてですが、基本的に企業が作るサイトというのは強いです。個人が作るものと比べるならば、その質においても個人が及ぶべきものではないだろうと思います。
ただ、内容が薄い企業ページであれば勝てる可能性はありますので検証の意味でチャレンジするのもいいかもしれません。
内容が特化されたものであるかということに関しては、上位表示されているサイトが特化サイトであればなかなか勝つのは難しいと言わなければいけません。
特に企業サイトで特化型のサイトとなれば、まず勝てません。上位表示されているサイトが個人のサイトで特化型サイト。自分の運営するサイトも特化型サイト。というのであればチャレンジするのはアリでしょう。
といった感じでライバルチェックを行い使用するキーワードを決めていきます。
3語4語キーワード選定から見るその手法の応用について
先ほど3語や4語のキーワードを使用する理由として挙げたのは、
「ライバルが少ない方が上位表示させやすいから」
ということでした。ライバルを減らすために3語や4語のキーワードを使うわけです。2語のキーワードに別途キーワードを追加することでターゲットを絞り込みライバルを減らすことが目的です。
では、3語や4語のキーワードを使わずに2語のキーワードでライバルを減らすことができればどうでしょうか?
その2語のキーワードにさらに3語目、4語目のキーワードを使用することでさらにターゲットを絞ることができます。それができればよりピンポイントで情報を提供できます。
上位表示の可能性も高くなるというものです。
具体例を挙げます。
先ほどキーワードの例として「北海道 旅行」「北海道 旅行 持ち物」の2つのキーワードを挙げました。
ここでは「北海道 旅行」のキーワードに「持ち物」のキーワードを加えてターゲットを絞っているわけですが「北海道 旅行」のキーワードについて「北海道」を「小樽」に変更したらどうでしょう。
「小樽 旅行」というキーワードになりますね。「北海道 旅行」と比較してターゲットを絞り込めることが分かってもらえると思います。
このようにターゲットを絞り込むという点に着目すれば、2語のキーワード内でさらに絞り込めるキーワードを使って2語キーワードでターゲットを絞り込む方法も導き出すことができます。
こんな「べースキーワード」選定法もあったりします。
同じ教材を実践しているのに結果が出る人と出ない人の違いは?
ここまでキーワード選定について書いてきました。
ちょっとズルいと言えばズルいのですが、ネタ元については言及しませんでした。最初に2語のキーワードでグーグルグラフが出るかどうかから始めています。
実際の所、トレンドアフィリエイトの商材が出てからというもの、キーワードの選定手順というのは多少の違いはあれど似通ってきています。
トレンドブログの情報商材を買って色々と実践してみたけれどもキーワード選定がうまくいかず、色々な情報を探し求めてみたものの同じような選定方法しか見つからない。
そのように嘆いている人は多いと思います。僕もそうですし。なかなか極めるなんてできません。
同じ教材を購入したのに結果が出る人と出ない人がいるのはご存知の通りです。結果が出ている人と出ていない人は何が違うのか?
気になりますよね。
この問題に対して色々な人が色々なことを言っています。多くの人はマインド的なことを言います。
実践をやり続けたからだ。質問をし続けたからだ。試行錯誤し続けたからだ。諦めなかったからだ。
確かにそうでしょう。それは間違いありません。でもそれらは結果を出した人と出せなかった人が違う直接的な理由ではないと僕は思っています。
実践をやり続けた人、試行錯誤をし続けた人、質問をし続けた人でも結果がなかなか伸びない人はいます。では、結果が出る人と出ない人の違いは何なのか?
僕はこの問題については、アドセンスのキーワード選定に限って言えば、ネタに基づく「ベースキーワードの選定」に尽きると考えています。多くの人が言う「実践をやり続けた」「質問をし続けた」「試行錯誤し続けた」その先にあるものが「ベースキーワードの選定力」だと。
「尽きる」というのはちょっと言い過ぎですね。もちろん他にも大事な要素はあります。ですがキーワード選定の方法がどれも似通っているものであるならば、その違いはベースとなるキーワードにあると疑うのは道理でしょう。
ベースキーワードとは先ほど「まずは2語のキーワードでグーグルグラフが出るかチェック」でも挙げた「2語のキーワード」の事です。
多くのキーワード選定のスタートがここから始まっていることを考えると、結果が出る出ないの違いは「グラフでチェックする」以前にあると考えるのが自然です。
もちろん「サブキーワードで連想キーワードを使用」という手法も出てきていますから、それをうまく活用できるかどうかということも成功できる要因の一つかもしれません。
ですが、キーワード選定の方法が一般的になってきている現状を考えると「ベースキーワード選定」の重要性は大きなものだと思うのです。
まとめ
今回はキーワード選定ということで選定の手順を書いてみました。基本的な手順でどこでも見かけるありきたりなものです。
だからこそ手順の前段階であるベースキーワードの選定が大事なのだと。そう思うわけです。そして、そのベースキーワードを見つけるための「実践の継続」「質問の継続」「試行錯誤の継続」だと思うのです。
ただ単に継続していれば良いというワケではないと思うのです。
ではでは。
のりまきでした。