ども、のりまきです。今回はキーワードを時系列に沿って捉えてみましょうというお話です。
キーワードが大切ということはよく言われるんですがキーワードにばかり目が行ってしまうと視野が狭くなってしまいますよね。もっと視野を広くしてキーワードの周辺を見てみたらキーワードも湧き上がってくるんじゃないかというお話です。
例えば敬老の日のプレゼントについて
今は6月も末になりましたが、今頃は9月の季節イベントの記事を書いている人が多いと思います。9月の行事としては敬老のがありますが、知恵袋で敬老の日についての質問を探してみると、
敬老の日のプレゼントには何がいいですか?
という質問が多いです。そこで「敬老の日 プレゼント」というキーワードを中心に調べていくわけですが、この時にどうやって考えていけばいいでしょうか?ということについて考えてみます。
まずターゲットについて考えてみると
最近ではキーワードとターゲットについて考えましょうという考え方が徐々に広まってきています。単にキーワードだけを見るのではなく、それを検索する人の気持ちだったり検索意図を考えた上でキーワードも選んで行きましょう。という考え方です。
となると「敬老の日 プレゼント」と検索窓に入力する人は何を考えて入力しているのか、そもそもこの人はどんな人なのか?なんてことを考える必要がありますね。
ここでは幼稚園児の子供を持つお母さんで、その子供からおじいちゃん、おばあちゃんに敬老の日に渡すプレゼントとして何が良いかを調べている。という状況を考えてみましょう。
まず、プレゼントをするのは幼稚園児の子供さんです。ですが子供さんは検索できないので実際に検索するのはお母さんということになります。
ですから「敬老の日 プレゼント」のキーワードの他に「子供」とか「幼稚園児」などと入力するかもしれません。
さらに幼稚園児はプレゼントを購入するということは出来ませんね。親が買って子供からのプレゼントという形で渡すことも考えられますが、そういう場合でもプレゼントとしては何かしらの子供の関与が欲しいところです。
そこで自分で作ることを考えた「手作り」といったキーワードも考えられるでしょう。また、最近では画像をマグカップに印刷してくれる業者さんもあるみたいですから、子供の書いた絵やメッセージなどをマグカップに印刷してもらうというプレゼントもアリでしょう。
そんな場合は「写真 マグカップ」などといったキーワードも考えられます。そのプレゼントは世界で一点ものですから貰ったおじいちゃん、おばあちゃんも嬉しいはずです。
こんな感じでターゲットを決めてそこからターゲットの状況をイメージした上でターゲットが何をしたいのかを考えるとキーワードは浮かんでくるものなんですね。
では敬老の日までを時系列で考えてみましょう
これまではターゲットを想像して、考えられるシチュエーションからキーワードを考えてきました。では、ここから本題の時系列でキーワードを考えてみましょう。
基本的には物事には、事前、最中、事後の3つの時の流れがあります。今回の例で言えば、敬老の日を迎える前の準備段階、敬老の日、敬老の日後の3つの場面です。
プレゼントを何にしようとばかり考えていると「準備段階」の事しか見えなくなってくるものですが、敬老の日に関係してくるのは準備段階だけではないですよね。
そこで「敬老の日」に何が起こるのかを考えてみましょう。
最近は核家族が増えたようで、おじいちゃんやおばあちゃんとは同居していない場合が多くなってきましたね。そういう場合はプレゼントを渡すためにおじいちゃんの家に行くということになるでしょう。
そうなれば手ぶらで行くということはありませんよね。何か手土産でも持って行くことになるでしょう。何を持って行けばいいでしょうか?それを知りたいと思う人もいるはずです。
「敬老の日 手土産」
なんてキーワードも考えられませんか?
あるいはどうしても敬老の日に都合がつかなくておじいちゃんの家には行けない。という場合もあるでしょう。そういう場合は孫からのプレゼントは郵送することになると思います。そんな時、プレゼントは確実に敬老の日に届いて欲しいですよね。
そういう場合に、
「敬老の日 プレゼント 郵送」
なんてキーワードで検索するってことも考えられそうです。そして確実に敬老の日にプレゼントを届けるためにはどうしたらよいか。なんてコンテンツを提供すれば喜んでもらえるんじゃないかなと思います。
あとは事前にプレゼントを用意するのではなく、実際におじいちゃん、おばあちゃんと一緒にご飯を食べたりするとか、そしてその料理は孫が作ってあげるとか。そういうプレゼントはいかがでしょうか。
幼稚園児ですから、料理を作るといってもお母さんと一緒ということになるでしょうが、孫が作ってくれた料理には変わりがありませんよね。おじいちゃん、おばあちゃんには嬉しいんじゃないでしょうか。
そういう場合は、
「敬老の日 手作り 孫」
「敬老の日 プレゼント 料理」
といったキーワードはどうかなと。これはちょっとズレている感じはしますが、「手作り」に関しては元々料理に限らず孫の手作りプレゼントには何があるかなと探している人には引っかかるキーワードかもしれません。
そんな人が「手作りプレゼントって孫が作る料理ってアイディアもあるよね」なんて気づいてくれたら記事を書いた甲斐があるというものです。
このように、その行事やイベントに関して時系列で行動を追っていき何が起こるかということを追跡していくと、ぶち当たる悩みが出てくるものです。
そういった悩みを持った人が検索するキーワードをピックアップできれば、見つけられるキーワードも増えてくると思います。
まとめ
行事ごとについては基本的に事前、最中、事後の観点を持つというのは大切だと思います。それだけで大分拾えるキーワードの範囲が広がるでしょう。
あとはそれらの行事において人々がどのような行動をするのかということを想像する力を日々鍛える努力をすることです。そのためには人間観察が有効なんじゃないかと思うのです。
ではでは。
のりまきでした。