ども、のりまきです。今回はグーグルサーチコンソールの検索アナリティクスについて考えてみたいと思います。
グーグルアナリティクスやグーグルサーチコンソールの利用についてはグーグルさんに色々と情報を握られるから使わないという人も多いようですが、使えるデータが取れるので使わない手はないと思うんですがどうなんでしょう。
どうせやられる時はやられるんですし、その時は自分のサイトがグーグルさんの求めているものとは違っていたことを教えてもらった。と考えてみてはいかがでしょうか。
ではいきます。
検索アナリティクスから得られるデータについて
今回はグーグルサーチコンソールの中の検索アナリティクスから得られる情報について考えてみようと思います。
検索アナリティクスから得られる情報は以下の通りです。
- クエリ(検索ワード)
- 表示回数
- CTR(クリック率)
- 掲載順位
この4つです。
これらのデータにはグーグルアナリティクスとは違って実際にサイトにアクセスのあったキーワードだけではなく検索結果に表示されたけれどもクリックされなかったキーワードも含まれています。
これはどういう事かというと、グーグルアナリティクスだけでは拾いきれないキーワードを拾うことができるということです。
最近はアクセス解析ツールではキーワードを拾えない場合が増えてきているので少しでも拾えるキーワードが増えるということはありがたいことですね。
それではケース別にどんな状況が考えられるか見ていきましょう。
表示回数が多いのにクリックされていない場合
表示回数が多いということは検索結果のページにたくさん表示されているということで、自分のページがたくさん検索者の目にとまっているということを意味します。それなのにクリックがされていないということはどういう事か。
記事タイトルが魅力的ではないということが言えるでしょう。
表示回数が多いということはキーワード選定は悪くないでしょうから、問題はタイトルの付け方の悪さになるかと思います。
そういう場合は、そのキーワードで検索してみて他のページで魅力的なタイトルをピックアップしてストックしておくと良いでしょう。なぜそのタイトルが気になったのか、それも合わせて記録しておくと今後に役立ちます。
表示回数が多いのにクリックされていないというのはCTRが低く表示されますが、表示回数自体が少ない場合はCTRの数字もあまりあてにならないので、ある程度表示回数が多いものに絞ってみる必要があります。
検索順位が上位なのに表示回数が少ない
サーチコンソールでは検索順位のデータも見ることができます。
この時に検索順位が高いのに表示回数が少ないという場合は、そのキーワード自体に検索需要がないといえます。
ASP物販などの場合であればアクセスが少なくても属性がマッチしていれば商品が売れるということは起こるんですが、アドセンスにおいてはクリック単価が低いので、それ相当の報酬を目指すのであればアクセスが多くないといけません。
そのため検索上位にあるのに表示回数が少ない場合はキーワード選定能力を磨く必要があるということになります。
この指標の使い方としては、検索上位にあって表示回数の少ないキーワードを集めてその共通点を見つける方法が考えられます。なかなか難しいですが、ちょっとしたひらめきが降りてきてヒントになるかもしれません。
そのためにも記録をしておくことは大事かと思います。
CTRが高い場合
CTRはクリック率ですがクリック率が高い場合は多くの割合で、検索結果を表示した後に自分のページをクリックしてくれているということになります。
つまり検索意図と記事タイトルの需給関係がマッチしているということが言えます。
この場合は実際に検索してみて、そのキーワードではどのページが表示されるのかを確認して記録しておくと、成功例として今後のために参考にできると思います。
先ほども書きましたが、CTRが高いといっても表示回数そのものが少ない場合はあまりあてになりませんので、ある程度の表示回数は必要になってきます。
まとめ
今回は簡単に検索アナリティクスから得られる情報から何が分かるかということを見てきました。
検索アナリティクスで得られるデータが何を意味しているか、それを理解して現状を把握することは大事だと思います。
まずは現状を把握しないと対策が打てませんからね。
そういえばサーチコンソールを有効に活用する情報商材が販売されていたような。ちょっと調べてみようかと思います。
また検索アナリティクスのデータを活用するツールも作ってみようかなという記事も書き始めましたので、興味があればぜひご覧ください。
>> グーグルサーチコンソールの検索アナリティクスデータ活用ツールを考えてみた
ではでは。
のりまきでした。