ども、のりまきです。今回はネタについてのお話です。いわゆるロングレンジネタ、ミドルレンジネタについて書いてみようと思います。
芸能系などのショートレンジのネタについては今回は除きます。
ではいきます。
ネタの種類について
アドセンスを実践している人であればネタの種類と言われて思い浮かべるのは次の3つではないでしょうか。
- ロングレンジネタ
- ミドルレンジネタ
- ショートレンジネタ
この3つです。これらの3つのネタはネタの賞味期限で分類されています。
ロングレンジは1年中検索需要のあるネタです。腹痛や下痢、おならなど健康系のような常に検索されているネタを指します。
ミドルレンジは1年のうち、一定の期間に検索需要が伸びるネタを言います。健康系でも花粉症やインフルエンザなどはこちらのミドルレンジに分類されます。
そしてショートレンジはネタが生まれ落ちてから数日から数週間で賞味期限が切れてしまうものを指します。たとえば芸能人の●●さんが××という病気にかかっている。という感じのネタです。
短期決戦で勝負を挑むのであればショートレンジネタでもいいでしょう。その場合は、賞味期限が短いので一気に報酬を刈り取るだけの見込みがないと、サイト作成にかけた時間が無駄になる可能性があるので注意が必要です。
一方、ロングとミドルに関しては長期間にわたって報酬を生み出してくれます。ミドルは1年のうちの一定の期間ですが、翌年の同じ時期になればまた報酬を生み出してくれます。
そういう意味でロングネタとミドルネタの記事を持つサイトは資産として計算することができます。
行く行くはロングネタとミドルネタをうまく取り入れたサイトを複数運営していくという方法が報酬を積み上げていくのには適していると思っています。
では、ロングとミドルのそれぞれの特徴を見ていきましょう。
ロングレンジネタについて
ロングレンジネタはミドルレンジネタに比べて爆発力がありませんが、常に検索需要があることからアクセスの下支えをしてくれます。
ネタ元に関しても常に検索されている悩みなどをネタにすればよいので、それほどネタ元自体については悩むことはありません。
しかしながら、サイトのネタをロングレンジネタだけで構成してしまうと、ネタ自体に爆発力がないためにアクセスが集まって成果を出すまでには相当の時間を必要とします。
ミドルレンジネタについて
ミドルレンジネタについては季節のイベントや出来事が元になっています。クリスマスやお正月、バレンタインなどは驚くほどアクセスが集まります。
どの業種か忘れてしまいましたが、1年の収益をある月だけで稼ぎ出す業種があるそうです。その繁忙月以外は収益はほぼゼロ。でも、その繁忙月で1年分の収益を上げるので問題はないという話を耳にしたことがあります。
まさにミドルレンジネタもそんなイメージです。1年のうち一定の期間だけアクセスが集中的に集まって、それ以外の期間は鳴かず飛ばずのアクセスしか呼び込めない。そんなネタですがその爆発力たるや凄まじい。
ですがそれだけの爆発力のあるネタはそれほど多くはないのがデメリットです。切り口を変えればいいのでしょうがネタ自体は当然限られてきます。その切り口を考えられない人はアクセスを爆発的に伸ばすことは出来ません。
毎年、多くの人が参入してくるアドセンス業界です。多くの人が狙ってくるために常にライバルの脅威にさらされるとともに、去年までのサイトも力をつけてくることから、ネタによっては参入が難しい一面もあります。
特化型サイトにロングレンジネタやミドルレンジネタを組み込むには
そこで考えられるのが、ロングレンジネタとミドルレンジネタを組み合わせてサイトを構成することですが、さらにそれを特化型サイトとしてネタを構成するという方法を考えてみましょう。
毎月発生するミドルレンジネタを書きつつ、ロングレンジネタでジワリジワリとアクセスの底上げを狙う。その上、サイトのテーマを特化することで他のサイトよりも検索エンジンで優位に立つ。
という方法です。
とはいえ、言うのは簡単ですが実践するのはなかなか骨が折れます。テーマによってはある月にネタがないことも考えられます。
ですから、特化型サイトを作るにはテーマ(ジャンル)設定が大事だということになります。アドセンスで言えば、美容健康系のネタについてはクリック単価が高い傾向にありネタ集めができるのであればお勧めです。
特化サイトを作るまでにはいかないけれど、こんな方法もあるよ
ジャンルを決めて特化サイトを作るのが理想ではあるんですが、特化型サイトはジャンル選定を間違ったら悲惨な目に遭います。そこで特化型サイトではないけれども、それに近いサイトは作れないだろうか。
ということで、こんなサイト構成はいかがでしょうか。
1つのロングレンジ・ミドルレンジネタでそれぞれある程度まとまった記事数を書き、それを1つのカテゴリとする。ネタ1つについて1カテゴリを用意することでカテゴリ単位で特化サイト的に見せる。
という方法です。
これはそのテーマでアクセスが集まるかどうかをテストするという意味合いも持ちます。テストしたテーマのうちアクセス解析を見てアクセスが集まってるなと判断出来たら、別途特化型サイトを立ち上げるというやり方でいいのではないかと。
そう思ったりします。
まとめ
ミドルレンジネタの爆発力はよく耳にします。一方ミドルレンジのキーワードを狙っているけれども中々うまくいかないと言う人もいます。難しいですよね。
この点に関しては僕もまだまだ模索中です。キーワード選定能力がまだまだなのでミドルネタで爆発を起こすということはめったにありません。なので、ロングレンジネタで地味にアクセスを稼ぐ方法にシフトしようかとも思っています。
そうなると先ほども書いた特化型サイトが良いのかなと思うのですが、まずはテスト的なカテゴリを作ってテストをしてから独り立ちさせるという手順で行くべきかと。
そんな計画を立てていたりします。
ではでは。
のりまきでした。